世界的な画家はどういう理由か、短命の人が多いような気がします。
なかにはマルク・シャガールのように90歳近くまで作品を描き続けた人もいます。
シャガールは、絵画における詩人とたとえられるほど叙情感ただよう、幻想的な作風が特徴で私も大好きです。
一見すると現実離れしたフォルムや、空間が混在した手法に戸惑うこともあるかもしれません。
しかし、時間をかけて作品と対峙しているうちに、そんな違和感は消えてしまうのではないでしょうか？友人宅に”緑の鳥”のリトグラフが飾ってあり遊びに行く度に魅入ってしまいます。
シャガールが描いた心の中の世界を、自分の中に発見した時の感動は例えようがありませんよ。
とはいえ、いざ絵画購入となれば高価過ぎて手がとどかない作家でもあります。
シャガールの絵画購入は、一般的にはリトグラフ（版画のようなもの）やシルクスクリーンが一般的です。
価格面を考えると、シリアルナンバーとシャガールもしくは保護団体のエンボスが刻印されているものは、10万円以下で手に入れるのは難しいかもしれません。
人気作品であればなおさらです。
たまにオークションなどで、1万円以下のリトグラフなどが販売されているのを見かけますが、品質的には贋作品に近い場合もありますので注意が必要です。
このような人気作家の作品を購入する際には、販売元にこだわる必要があり、出来る事なら大手画廊またはデパートなどで開かれる展覧会などで購入するのがいいはずです！友人は、デパートから正規品（シリアル＆エンボスあり）を購入したそうです。